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初秋の里山ポタリング その2 [自然観察ポタリング]

昨日の続き。

八木の森から市野谷の森へ抜けていきます。
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まだ森は夏の虫が鳴いています。夕方を迎え、森が深い分辺りが薄暗くなってきました。
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この時期まだ目立った花は見つかりません。
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今回走ったメンバーその1
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森を抜け運動公園で夕涼み兼ねた休憩です。
公園で拾った木の実
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手前からトチノキ、コナラ、マテバシイ。右手前はクヌギ、奥左はシラカシ、右はスダジイになります。

のんびりしているともう一人遅れて参加のメンバー。
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秋が深まる来月中頃、また訪れたいと思います。今度はどんな風景を私たちに見せてくれるのでしょうか?楽しみです。


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(帰り道の畑の脇に置いてあった農機具。ついつい笑顔になってしまうので撮っておきました)




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初秋の里山ポタリング その1 [自然観察ポタリング]

今年は8月が過ぎたら、残暑もなくいきなり秋がやって来ました。

平日水曜日の午後から自然観察ポタリングを行いました。初参加の2人を含む計4名が集まりました。

まず最初の里山、熊野神社からです。境内には緑色した実が沢山落ちています。
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匂いを嗅ぐとグレープフルーツに似た香りがします。カヤの果実です。誰でしょうか、庚申塔にカヤと栗の実が供えてありました。
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ガマズミの赤い果実を戴いたり、彼岸花を観察したりして次の森を目指しました。
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途中ヤマグリを物干し竿で採っているおじさんに出会いました。毎年採りに来ているそうです。
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夏、白い花を沢山つけていたシロミノコムラサキ、しっかり果実もできました。ムラサキシキブの仲間です。
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こちらは春に大変お世話になったタラノキ。黒い果実が沢山なっていました。


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道路に鮮やかなものが落ちていました。よく観察してみると蛾の仲間のビロードハマキでした。
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八木の森へ。雨の日が多かったせいで、森のあちこちにキノコが出ていました。どれが食すことができ、どれがいけないのか、勉強不足で御免なさいでした。
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定点の八木の森
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初秋の水元へ [自然観察ポタリング]

先週のイベントでしたが、なかなかアップできずに今になってしまいました。

秋を感じに水元公園へポタリングに行ってきました。
江戸川の土手にキンエノコロ、黄金色した猫じゃらしです。
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気温もそれほど高くなく走りやすい朝でした。
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江戸川を渡って
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水元公園の川面のヒシ
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チュウサギでしょうか?魚を狙っています。
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ヒシの花が咲いていました。葉が菱形なのでこう名がついています。
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ツルボが咲いていました。
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ヤブツルアズキ アズキはこれを改良したものです。
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アオサギ、人が寄っても逃げる気配がありません。
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ポプラ並木
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広場で休憩 
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遅咲きのひまわり
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ソバの花が咲いていました。
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今回一緒に走ったメンバーです。
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明日は夕涼みポタリングで流山の里山を巡ります。



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真夏のつくばやま [自然観察ポタリング]

この1週間で2回の自然観察ポタリング、写真の整理もできずブログアップもできません。今日は、今年で3回目を迎えた”夏休み自然観察ポタリング”の模様とその日観た筑波の生き物を紹介します。

朝から強い日差しが照りつけ、9時にも関わらず気温はあっという間の30度越え。
それでも10名もの参加者で朝から元気に大賑わいです。

筑波に向かう道中で 筑波山と実った稲田
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集合場所のつくし湖を出発。セミの大合唱の林道を自転車で登っていきます。
林道脇には夏と秋の混じった植物がたくさん。

ヤマハギ
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ウマノアシガタ
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ミズタマソウ
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しぼんで落ちたカラスウリの花
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ハゼノキ
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フユイチゴの花が咲いていました。
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風もなく蒸し暑い林道を登ってようやく最初の休憩地点の薬王院に。
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火照った体を生い茂った木々が冷やしてくれます。
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山門にいたフキバッタ。羽の退化したバッタの一種です。
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シモツケ
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タイワンホトトギス
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少し長めの休憩をとって、林道から山道へと登っていきます。毎年訪れる一本のクヌギの木に今年はカブトムシがいました。ここ2年ほどはカナブンかスズメバチしかいなかっただけに感激ひとしおです。この筑波で見かけるのはコクワガタかミヤマクワガタ、カブトムシは珍しいです。
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筑波の麓に位置する椎尾山、この日は台風や大雨のせいでしょうか?倒木が何本かと無数に落ちた枝が目立ちました。その証拠に山道は雨が流れたあとにできる道が深くえぐれています。この辺りのアカマツはほぼ全滅状態。立ち枯れが目立ち、強風が吹くと次々と倒れていきます。
全員無事山道を下ってきて麓に着きました。気温はさらに上昇。汗が止まりません。
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ここで自転車を使った観察会は終了。真壁にあるいつもお世話になる清流のある森に囲まれた来楽庵さんに場所を移動しました。
清流ではサワガニを始め、多くの水生昆虫が見られます。
部屋の明かりに飛んできたモンカゲロウ
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庭園にはタカサゴユリやベニバナボロギクが咲いています。
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観察会は日が暮れ、電灯のない山の中で行いました。夕方見ることのできなかったクヌギの樹液に集まる昆虫探しです。
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コシロシタバ(右)とオオゾウムシ(左)
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コシロシタバとコクワガタ
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カマドウマ
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キシタバ
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ミヤマクワガタ
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マツノマダラカミキリ
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夕方から始まった観察会、夕飯をはさんで夜の9時迄及びました。今年で3回目この観察会に参加した小学生は来年卒業です。良い思い出作りができたことでしょう。大人も含めて自然と触れ合う機会が少なくなってきている今日、少しでもこのような企画を通じて触れてもらえることを願っています。

次回のつくば自然観察会は秋深まる頃行いたいと思います。




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8月のイベントの案内 [自然観察ポタリング]

来月8月は2つの自然観察ポタリングがあります。

ひとつは20日水曜日に行われる筑波山自然観察ポタリングのご案内です。
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今年で3回目を迎える筑波山周辺の自然観察ポタリング・夏休み編です。
午前中はマウンテンバイクでツーリング。もちろん筑波山に住む生き物や植物を観察しながらののんびりツーリングです。
午後は場所を移動して、いつもお世話になる来楽庵さんに行って、昆虫採集や釣り、サワガニ取り等を体験します。
のんびり”離れ”で休憩した後はお楽しみの夕食会。今年はどんな料理が出るかはお楽しみ!
20時頃まで夜の樹液に集まる昆虫の採集やカラスウリの開花の鑑賞も行います。


☪日時 8月20日(水) 9時 現地つくし湖集合 (雨天時延期)
  
☼参加費  3,000円(食事代込み)

☆持ち物 トレッキングシューズ(スニーカー・ジョギングシューズ可)、グローブ、ヘルメット、軽食、飲料、着替え、替え靴、虫除けスプレー
(図鑑、メモ帳&ペン、カメラ、双眼鏡、捕虫網、釣り道具、ルーペなどがあるとより楽しめます)





もう一つも毎年恒例の小貝川ファミリーサイクリングです。
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■8月24日(日) 小貝川生き生きクラブ~豊田堰~小貝川沿いを走ります。 初心者コース

栃木県南那須町の丘陵地帯から流れ出る小貝川、古き時代から川の氾濫に泣かされてきました。
小貝川にまつわる歴史や文化、そして川の周りのたくさんの動植物を走りながら、時に立ち止まって、紹介していきたいと思います。
ちょうど稲刈りも始まりあたり一面、田んぼの向こうに筑波山や牛久大仏をうっすら望みながら走ります。
帰り道は小貝川から利根川に抜け、さらに丘陵地帯の中を走って再び小貝川へといきます。
小貝川生き生きクラブに15時着予定です。

■自転車はスポーツ車(マウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイク)に限定させていただきます。


☪日時 8月24日(日) 9時半 小貝川生き生きクラブ集合 (雨天時延期)
  
☼参加費  2,000円

■持ち物…ヘルメット、グローブ、レインウエア、昼食、おやつ、飲料、虫除けスプレー、帽子
メモ帳&ペン、ポケット図鑑、デジカメ、双眼鏡、虫メガネ、釣り道具などがあるとより楽しめます。

■申し込み
お申し込みはnature-harmas 大内まで
詳しくはこちら。   
住所・氏名・携帯メールアドレス(または電話番号)・年齢を教えて下さい。

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大暑の観察会 [自然観察ポタリング]

二十四節気の大暑、一年で一番暑い季節を迎えます。しかし梅雨が明けていきなりこの暑さは流石に堪えます。
流山の里山で自然観察ポタリングを行いました。今回は夏編ということで、一年を通じて一番見所があるこの季節、たくさんの収穫がありました。

まずは熊野神社から。
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森の中に入ると2,3°Cは違うでしょうか?気持ち良く感じます。ニイニイゼミ、ミンミンゼミそしてアブラゼミの大合唱です。

近くの農家が育てるミントにキタテハが蜜を吸いに来ていました。
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去年開発のため伐採したところは手付かずで荒地と化していました。パイオニア植物のアカメガシワやクサギが1m以上伸び始めています。そこに割って育っているのがアレチマツヨイグサとアメリカオニアザミ。レモンイエローとムラサキの花が目立ちます。
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それをも上回る勢いで範囲を広げているのがソクズです。1m以上にも伸びて群落を形成しています。
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中の森も熊野神社の森と変わらずセミの合唱です。森の中は目立った花もなく緑が濃いです。地面ではキノコ類があちこちで見かけます。手のひら以上に育ったものや溢れ出るようにたくさん出ているものまで様々です。
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森を抜け、淵を走ります。背丈をはるかに超えたセイバンモロコシが育っています。
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セリの花
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陽だまりの小道を過ぎて沼地に。そこは一面のミソハギです。
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ガマとミソハギ
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こちらは少し小さいコガマ
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比較してみるとわかります。左がガマ、右がコガマです。
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ミソハギはお盆の時にちょうど咲く花。別名盆花と言ってお供えします。お盆にちなんだ名前の昆虫の一つにショウリョウバッタがいます。姿が精霊流しの船の形に似ていることからついています。
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再び高台に登り八木の森へ。クヌギの樹液レストランにはたくさんの昆虫が集まっていました。
アカボシゴマダラ、クロカナブン、カナブン、ノコギリクワガタ、コクワガタと子供が参加していたら大興奮だったでしょう!
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ルリタテハもいました。
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定点の八木の森。この森はニイニイゼミの声しかしません。
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また森を下って田んぼへ。先日たくさん実のなっていたウワミズザクラの果実を戴いてみました。ほのかな甘みがします。稲は花が開いていました。
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アキノノゲシがもう咲いています。
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民家の庭先に咲いていたオニユリ。
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市野谷に続く小道の脇に立つ境界木のクヌギにいたカブトムシ。今日はというとまたまた発見。
まずは3本あるうちの1本の幹の根元にメスのカブトムシがクロカナブンといます。
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そして先日いた木に。
ここからはダイジェストに。
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早くもノコギリクワガタとメスのカブトムシがバトル。オスのカブトムシとカナブンは平然としています。

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ハサミですくい上げています。

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木から転げ落ちたクワガタとメス。オスはのんびり樹液を吸っています。

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メスが這い上がってきました。

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遅れてクワガタも。

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再びちょっかいを出すクワガタ。オスはのんびり・・・
スズメバチがいないのが幸いでした。

黄色いハキダメギクとピンクのイヌタデ
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開発の進んでいる市野谷の森、工事関係の車が行き交い、騒音もかなり。通り沿いにはゴンズイの果実がもう赤くなっていました。
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森の中に入ると少しは騒音も聞こえなくなり、セミの鳴き声で消されています。入ってまもなく道沿いに80cmほどの高さに成長したアキノタムラソウが花をつけていました。唇形の青紫色の花を段状に輪生させます。
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そしてヒメキンミズヒキ。タデ科のミズヒキとは植物学上なんの関係もなくバラ科になります。果実はひっつき虫
です。
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定点のコナラ林
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コナラの木をよじ登るザトウムシ
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ヤブランが咲いていました。
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そして天神社へ。ここも市野谷同様、開発が進行している場所。
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わずかに残された神社の境内の緑に樹液レストランがあります。
カブトムシ、ノコギリクワガタ、カナブン、アカボシゴマダラ、ゴマダラチョウそしてスズメバチが集まっていました。
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ここまでですでに4時間弱巡ってきました。陽も高くなり、暑さのピークへ。まだ観るポイントはあるのですが流石に危険と感じ、運動公園にて休憩した後、解散となりました。

夏場の観察会は日の出とともに行動が一番のようです。観察ポイントでの説明があまりに多いのが難点。ポイントを絞って巡ることが重要かもしれません。
流山は次回11月頃を予定してます。来月は筑波山にて行います。
沢でサワガニ採りやクワガタ採集、カラスウリの開花を見たり、夜の樹液レストラン観察をします。



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ヤマユリの咲く山へ [自然観察ポタリング]

昨日の自然観察ポタリングの続き。

茨城県西部に位置するこの山、標高こそ筑波山には及ばないものの、筑波山をはじめ、きのこ山、雨引山そして加波山が一望でき、しかも下界の青々した田畑を望むことのできる見晴らしの良い場所です。
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気温は下界とそれほど変わらず・・・おまけに昨日降ったのであろう雨でとても蒸し暑い。おまけに上りを7km程登ってきているので、ほぼゆでダコ状態なのです。それでも時々吹き抜ける風が唯一の天からのお恵みかもしれません。
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霧がかかって下界の景色もあまり望めません。

それでも上空は少しずつ霧が取れて夏の強い日差しが強烈に降り注ぎます。たくさんのオニヤンマがわらわら飛んでいました。
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リョウブの花が咲いていました。
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ヒメウラナミジャノメとオカトラノオの花序
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見晴らしの良いこの場所から息を切らしながら、もう少し登っていきます。
杉の植林地にウラシマソウの仏炎苞が見事に育っています。秋になるとこの大仏様の頭みたいなものが赤くなります。
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山頂付近に着いて、ここから北斜面を下りていきます。
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ヤブコウジの花
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少し開けたところで小休止。というより観察する都度立ち止まるので、走っている方が小休止かもしれません。
まぁ、どちらでも構いませんが、あちこちにマタタビの木があります。この時期、葉が一部白いのですぐわかります。
よく観察すると実が生っています。生食もできますが、お酒にするのが一般的だそうです。マタタビの臭気に猫は恍惚を感じます。
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一休みして再び山を降ります。
リュウノヒゲ
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長い長い下りは突然終わりました。森が急に開け、そこには田園風景が開けています。今降りてきた山を見上げると、霧も晴れて山頂が望めます。カエルとキリギリスとセミの合唱が田んぼに広がります。
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下ってきて再び休憩の後、今度は違うルートで山に入って行きます。
農家が点在する田んぼの道をだらだらと登っていきます。森の淵には大中小取り揃えたかのようにいろいろな白い花がたくさん咲いています。その都度立ち止まって観察。
だらだら上りにはちょうどいい感じで休憩ができて、その間に呼吸も整えられて好都合!

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大きくとても目立つオオバギボウシ

1m弱の高さのあるチダケサシ
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膝上ぐらいのヒヨドリバナ。まだこちらはつぼみです。
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そして開花しているヒヨドリバナにアサギマダラが蜜を吸いに来ていました。
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ニホンアマガエル
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アカサビザトウムシ。長い前足で探るようにして歩くことから座頭虫と言われており、赤錆色の背中に、針のような刺を持つのが特徴。
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少し登っていくと沢が現れその脇にも米粒ほどの小さな花がたくさん咲いています。みなさんもよく食しているミツバの花です。
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ピンクの可愛い花を咲かせたムラサキニガナ
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タマアジサイの蕾。蕾が球型から名がつきました。
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地元の方でしょうか?山菜採りをしていました。ミズ(ミズナ)を採っているそうでお浸しにして戴くそうです。

ヤマハギが咲き始めています。秋の七草の一つ。この花を見かけるともう秋が近いと勝手に思い、悲しくなってしまいます。
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さらに標高を上げて林道を登ります。林道脇にハッとするほどの鮮やかな一輪の大きな花が咲いています。
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日本の野草の中でも最大の花を持つヤマユリです。
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強い香りに寄ってきたのでしょうか?ベニカミキリがとまりました。
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昔は山に行けば、強い香りの向こうにヤマユリがあちこちに咲いていたものですが、あまり見かけなくなりました。百合根を狙いに盗掘されるからでしょうか?悲しい限りです。

再び山を下っていきます。ハナイカダの葉の上に果実がなっていました。黒くなった実は甘く食べられます。
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ガマズミ
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再び森を抜けると今度はまた違う田園に。この山を下りた先の田園風景はどこもお気に入り。のどかさを感じさせるひと時です。この辺りでは普通にホタルも舞うのでしょう。
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カニ採り爺さんの異名を持つ私、田園の脇を流れる小川で早速大きなサワガニをゲット!
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少し離れた高台ではソバの花が咲いていました。
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ここで今日の自然観察ポタリングは終了です。あまりのうだるような暑さの中、参加者のMさんご夫婦お疲れ様でした。また是非、遊びましょう!


帰り道、千代田石岡ICの手前に鹿島神社があり、御神木の”佐久の大杉”を見に行ってきました。
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幹周り8.9m、推定年齢1300年だそうで、落雷や台風で樹高こそ28.6mですが、手厚い保存のおかげで立派に育っています。
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ハグロトンボが大杉の下でユラユラ飛んでいました。
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夏山と田園風景、そしてそこに息づく動植物。昔よく見た風景でもあり、生き物たちでもあります。今となって実家の柏でももう見ることもなくなり、一番近くても、この地まで来ないと見れなくなってしまいました。
いつまでもこのヤマユリがこの地で残っていてくれること願っています。


ヤマユリの花言葉 ”人生のたのしみ・純潔・飾らない愛”
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吾国山にて [自然観察ポタリング]

定例の自然観察ポタリングで茨城県の吾国山に行ってきました。
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朝から気温は急上昇。朝九時の時点で外気温は32度、うだるような暑さです。
たっぷりの飲料を背負い、いざ山へ。

今日はいつもこの自然観察会に参加のMさんと奥様が来てくれました。
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詳しくは明日また。

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アサギマダラとヒヨドリバナ

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マタタビ

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ヤマユリとベニカミキリ


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明日の自然観察ポタリング [自然観察ポタリング]

明日は小貝川で自然観察ポタリングを行います。
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集合時間が変更になります。9時に小貝川生き生きクラブになります。

気温も上がるので水分補給をこまめに取らないと危険ですね。少し多めに用意お願いいたします。

先週から準備して作り始めた今回の資料ですが、なかなかうまいようにまとめる事が出来ず、作り直してようやく先ほど出来上がりました。原稿締切間近の作家みたい・・・

今回は小貝川の見どころスポットと動植物の紹介をあげてみました。走る範囲を全て網羅するには膨大の量でしたので、主だった動植物を紹介しています。あとは走りながら紹介していこうと考えています。

後日今回のポタリングのレポートしたいと思います。

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破れ傘 [自然観察ポタリング]

もう3年も前のこと。山梨県にあるこの山をツーリングで訪れた時、まだ植物には全く疎く、道端に咲く花がなんという名前なのか分からず、とりあえず写真に収めては、戻ってから図鑑なり、パソコンで調べていました。

この山の南斜面の中腹に集落があります。時の止まったかのようなのどかな農村です。
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林道を登っていくと・・・
ホオノキの大輪の花が咲いていました。
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ウツギの花
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ヤブデマリの花
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山肌の林道沿いではマムシグサが出ていました。
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茎の下部を見るとなんとも怪しい模様。ここから名がつきました。
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山道に入り、3年前あちこちに咲いていた白い花を今回もまた見ることができました。今となっては調べることなく、すぐ名前が出てくるようになりました。
その花はチゴユリ。筑波山でも見られる植物です。ヒノキ林の林床に咲いていました。
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手入れの行き届いたヒノキ。
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標高が1000m近くになり、あたりが明るくなってきました。常緑樹のヒノキの森から自然林の落葉樹、ミズナラの森へと移ります。ちょうど今、新緑が眩しいくらい鮮やかです。下から見上げると青空を覆い隠すほど葉を広げています。コナラに比べて葉柄が短いのが特徴です。
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去年落としたミズナラのドングリ。この辺りは熊も出るので、動物たちにとっては貴重な食料になるのでしょう。
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朝から良い天気で富士山もくっきり。
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朽ちたミズナラにサルノコシカケでしょうか?2cm程のキノコがびっしり!
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ミズナラに混じってウリハダカエデが増えてきました。名のとおり瓜肌。
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今回どうしてもわからない植物がこちら。実は3年前に来た時にこの場所で密生していたのがヤブレガサ。
似た仲間でモミジガサがありますが、葉の形が違う。2日かけてようやく判明。
ヤグルマソウ  5枚の小葉から構成されています。その一枚が端午の節句の鯉のぼりにそえる「矢車」に似ていることからそう名前がついたそうです。
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ではここにたくさんあったヤブレガサはどこに?
3年前、一緒に行った常連さんに教えてもらったことが、今の自分の植物に対する関心を持ち始めた一つのきっかけでもあるのです。登る途中、ヒノキの森にたくさんありました。
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まだ出始めの頃がまさに破れた傘に見えるのですが、今回葉が広がったものしか発見できませんでした。
山菜として食べることができるキク科の植物です。
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(Wikipediaより)


唐傘オバケのようななんとも言いようのないこのヤブレガサが、植物に興味を持ち始めた自分の原点なのかもしれません。


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