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自然観察会 [自然観察ポタリング]

今日は立春から数えて88日目、八十八夜です。春から夏に変わる時期でもあり、茶摘みや種まき、田植えなどなど、農家の方にとっては重要な日でもあります。

今月の定例”自然観察会”は5月28日(水)に自転車を使ったポタリング形式で行います。
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■5月28日(水) 小貝川生き生きクラブ~下小目の沈下橋 小貝川沿いを走ります。 初心者コース

午前9時半 小貝川生き生きクラブ集合
栃木県南那須町の丘陵地帯から流れ出る小貝川、古き時代から川の氾濫に泣かされてきました。
小貝川にまつわる歴史や文化、そして川の周りのたくさんの動植物を走りながら、時に立ち止まって、紹介していきたいと思います。ランチは関東に唯一残っている木造の沈下橋を見ながら頂きます。
帰り道は川沿いから離れて丘陵地帯の中を走っていきます。
小貝川生き生きクラブに15時着予定です。

■自転車はスポーツ車(マウンテンバイク、クロスバイク、ロードバイク)に限定させていただきます。

■持ち物…ヘルメット、グローブ、レインウエア、昼食、おやつ、飲料、虫除けスプレー、帽子
メモ帳&ペン、ポケット図鑑、デジカメ、双眼鏡、虫メガネ、釣り道具などがあるとより楽しめます。

■申し込み
nature & bicycle アルマス 
04-7150-2910
nandb-harmas@jg8.so-net.ne.jp
住所 氏名 年齢 当日ご連絡できる、携帯アドレスまたは番号をおしらせください。
 



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今月の2つの自然観察ポタリング [自然観察ポタリング]

2月はことごとく雪に見舞われ、本来行うはずだった自然観察ポタリングも中止に追い込まれてしまいました。
下見も深い雪のため敢行することもできず仕舞い・・・

ようやく雪もなくなり、山に春が訪れようとしています。今月は2つの自然観察ポタリングを行います。

一つは3月16日(日〉で場所は筑波山
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小貝川ファミリーサイクリング」の今年度最後の講座になります。
今回のコースは筑波神社のある南側ではなく、登山利用者も少なく、比較的静かなポタリングができる北側を散策します。あまり知られていない筑波山の北側には自然に囲まれた奥深い森と歴史的な建造物があり、南側とはひと味もふた味も違う雰囲気を醸し出しています。
対象は小学生以上のお子さんとその親御さん、もちろん大人の方一人、お友達同士もOKです。

時間 :9時~16時(現地集合・現地解散)

場所 :筑波山 薬王院付近のコース(全行程約5キロ)

集合・解散場所: 茨城県桜川市 つくし湖の駐車場

参加費:3,000円(消費税・保険代込)※小学校1 年生以上の方

持ち物:MTB に必要な装備 昼食 飲み物 防寒具 着替え タオル 
     その他図鑑や双眼鏡、デジカメ等あるとまた楽しいと思います。



そしてもう一つは26日(水)の三浦半島の逗子周辺になります。
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今回初めての講座となりますが、ここ三浦は温暖な気候で一足早く里山の春を堪能できることと思います。
いつもの流山の里山とは違う、海に囲まれた森の植物やリスなどの小動物にも出会える機会があります。全行程で20Kmほどの山を巡ります。
対象は18歳以上の方になります。

時間 :7時~18時

場所 :三浦半島 逗子⇔横須賀(全行程約20キロ)

集合:当店(7時) 南郷上ノ山公園(9時半)

参加費:3,000円(交通費込み)

募集人数:5名

持ち物:MTBとそれに伴う装備 昼食 飲み物 防寒具 着替え タオル 
     その他図鑑や双眼鏡、デジカメ等あるとまた楽しいと思います。


一足早く春を楽しんでみてはいかがですか?たくさんのご応募お待ちしております。


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自然と不自然の境界線 [自然観察ポタリング]

2014年第1回「自然観察ポタリング」を地元流山で行いました。

今回は冬の里山の風景と自然をテーマに流山の里山を4時間かけて自転車で廻りました。
昨日お伝えした市野谷周辺の土地開発も含め、流山の現状も見ていただきました。

まずは流山鰭ケ崎の高台にある”三本松古墳”と"道祖神”から。以前から気になっていたという受講されたMさん、今回初めてこの場所に入ります。
民家の脇の細い路地を行くとそこにはお稲荷さんが祀られた祠があります。
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ムクノキ、モチノキ、スギに囲まれたこの古墳、6世紀頃のもので名前通りのマツの木はどこにも見当たりません。あまり人も訪れることはないのでしょうか?ひっそりとしていました。
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そしてそのそばに位置する道祖神に。
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スダジイとシロダモがともに絡み合って枝を伸ばし巨木になっている姿に圧倒されていました。
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あたり一面に梅の香りが漂ってきます。熊野神社手前の民家の庭先に植えられたロウバイからのものでした。
レモンイエローの花が咲きそろいました。
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熊野神社もひっそりとしています。

空を見上げて今日もリセット。
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熊野神社脇に生える、この時期に青々した葉を出すヒガンバナについてレクチャー。
周りの木々が葉を落として、日が差し込んで明るくなった時に彼岸花は葉を出します。冬の間、光合成を行い、夏には枯れてしまいます。しかし枯れるのは葉だけで、しっかり根に栄養を蓄え再び秋に花を咲かせるのです。
その他、クチナシの果実、ニワトコの葉痕と冬芽、タラノキの冬芽の観察を行い、”中の森”へ。
普段素通りしてしまう森の中もあたりを見渡すと、この時期限定の風景が見れます。葉の裏側が黄金色したスダジイがこの森に多いことがわかります。

森の淵の小川ののそばに生えるハンノキを観察。
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ちょうど花粉を飛ばす時期を迎えていました。グローブには黄色い花粉がびっしり。この花粉で花粉症になる方もいます。このハンノキで観察しているとカワラヒワがやってきて休んでいました。あまり人には関心なさそうです。
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陽だまりの小径”を通り抜けて”八木の森”へ。
いつもより遅い時間に訪れたこの森にやわらかな日差しが差し込んで、森全体が明るくなっています。
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コナラ、ハリギリ、ヤマザクラ、イヌシデ、クヌギといった落葉樹が多いこの森は暖かく心地良い場所でもあります。ここでコーヒーブレイク。
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時々訪れる鳥たちで、双眼鏡を引っ張り出して、暫しバードウォッチングを楽しみました。
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ほんの30分の間にシジュウカラ、ヒヨドリ、ジョウビタキを見ることができました。

そして”市野谷の森”へ。
久々に来たMさん、森の手前から、あまりの風景の変化に愕然していました。
近く開発によって移転しなくてはいけなくなったお寺の住職にお話を聞くことに。
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去年まであったこの近くの池は昔、手植えを行っていた田んぼがあったそうです。その農家もいなくなり、その後池になり、そこにはカワセミが普通に見られたそうです。今は完全に埋め立てられ、近い将来住宅地となるそうです。
47m幅の道路ができるため、境内の市の保存樹の大イチョウが障害となり伐採されました。近く、この他エノキやクヌギの巨樹も切られてしまうそうです。たった1年で何十本もの巨樹が開発の犠牲になります。もう昔の面影は全くなくなります。


市野谷の森でも開発の手が伸びています。ユンボが入り整地されています。何ができるのかは不明ですが、かなり奥まで伐採されています。
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学校建設地と森の道。その狭間に続く木々。「自然と不自然の境界線だ!」とMさんが言っていました。
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今回Mさんが初めて行く場所。森奥に位置する枯れたスギの巨木が立ち並ぶ池に。以前は水がなかったそうです。どこからどうして水が現れたのか、そしてこのスギが立ち枯れを起こしているのかは、まだわかりません。
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そしていつものコナラの広場へ。
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昼近い時間に訪れたこの広場も、陽の光がたくさん注がれていて明るい森となっていました。
工事のせいか前までいたシジュウカラは全く姿がありません。工事と工場の音だけが森に響き渡ります。

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コウヤボウキやヤマトリカブトの枯れた造形を観察しながら森をあとにしました。自然と不自然の境界線の道を通りながら・・・
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今日の自然観察ポタリングの参加者Mさんと
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来月の2014年第2回「里山自然観察ポタリング」は筑波山で行います。詳しくは後日発表いたします。






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