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真夏のつくばやま [自然観察ポタリング]

この1週間で2回の自然観察ポタリング、写真の整理もできずブログアップもできません。今日は、今年で3回目を迎えた”夏休み自然観察ポタリング”の模様とその日観た筑波の生き物を紹介します。

朝から強い日差しが照りつけ、9時にも関わらず気温はあっという間の30度越え。
それでも10名もの参加者で朝から元気に大賑わいです。

筑波に向かう道中で 筑波山と実った稲田
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集合場所のつくし湖を出発。セミの大合唱の林道を自転車で登っていきます。
林道脇には夏と秋の混じった植物がたくさん。

ヤマハギ
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ウマノアシガタ
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ミズタマソウ
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しぼんで落ちたカラスウリの花
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ハゼノキ
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フユイチゴの花が咲いていました。
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風もなく蒸し暑い林道を登ってようやく最初の休憩地点の薬王院に。
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火照った体を生い茂った木々が冷やしてくれます。
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山門にいたフキバッタ。羽の退化したバッタの一種です。
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シモツケ
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タイワンホトトギス
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少し長めの休憩をとって、林道から山道へと登っていきます。毎年訪れる一本のクヌギの木に今年はカブトムシがいました。ここ2年ほどはカナブンかスズメバチしかいなかっただけに感激ひとしおです。この筑波で見かけるのはコクワガタかミヤマクワガタ、カブトムシは珍しいです。
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筑波の麓に位置する椎尾山、この日は台風や大雨のせいでしょうか?倒木が何本かと無数に落ちた枝が目立ちました。その証拠に山道は雨が流れたあとにできる道が深くえぐれています。この辺りのアカマツはほぼ全滅状態。立ち枯れが目立ち、強風が吹くと次々と倒れていきます。
全員無事山道を下ってきて麓に着きました。気温はさらに上昇。汗が止まりません。
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ここで自転車を使った観察会は終了。真壁にあるいつもお世話になる清流のある森に囲まれた来楽庵さんに場所を移動しました。
清流ではサワガニを始め、多くの水生昆虫が見られます。
部屋の明かりに飛んできたモンカゲロウ
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庭園にはタカサゴユリやベニバナボロギクが咲いています。
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観察会は日が暮れ、電灯のない山の中で行いました。夕方見ることのできなかったクヌギの樹液に集まる昆虫探しです。
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コシロシタバ(右)とオオゾウムシ(左)
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コシロシタバとコクワガタ
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カマドウマ
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キシタバ
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ミヤマクワガタ
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マツノマダラカミキリ
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夕方から始まった観察会、夕飯をはさんで夜の9時迄及びました。今年で3回目この観察会に参加した小学生は来年卒業です。良い思い出作りができたことでしょう。大人も含めて自然と触れ合う機会が少なくなってきている今日、少しでもこのような企画を通じて触れてもらえることを願っています。

次回のつくば自然観察会は秋深まる頃行いたいと思います。




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