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年の瀬のつくばやま その弐 [自然観察ポタリング]

昨日の続き。

筑波山の麓の小高い山、椎尾山。
椎の木の国内最北端の群生地に昨年末の30日、2014年最後の”自然観察ポタリング”を行ってきました。
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椎尾山山頂を目指して皆黙々と登っていきます。
スギの植林地を過ぎてコナラやイヌシデ、ヤマザクラの落葉樹が増えていき、その下ではアオキが赤い実をつけています。
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ノキシノブの葉裏には胞子嚢(ソーラス)
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岩場に白い鳥の羽のような種子が沢山落ちていました。帰ってから調べてみると、どうやらテイカカズラの種子っぽいです。
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山頂に着くとそこはヒノキとスギの植林地です。(最初の写真が山頂)
ここを降りていくと再びコナラ、クヌギ、スダジイ、シラカシといったシイ類が増えていきます。

今回三才の子供も参加。色々な形の落ち葉がある中、大きなホオノキの葉に痛く興味を持ってくれました。付き添いのお父さん、全行程お疲れさまでした。
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芳香のクロモジの冬芽も少し大きくなってきています。
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辺りの木々の葉も大分落ちて森も明るくなってきました。

コウヤボウキの花の成れの果て。
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ツクバネの果実 羽子板の羽根のようです。
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少しずつ標高を下げていき平地に戻ってきました。
赤い実を沢山つけたマンリョウの木があちこちにあります。
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フユノハナワラビ
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気温が上がってきて溶けた霜が蒸発して辺りは煙っています。
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気温は一気に上昇。とても年の瀬とは思えないほど暖かな昼下がりを迎えました。
年末、とても良い自然観察会ができました。

小腹が空いて一同、いつもお世話になっている来楽庵さんに場所を移動して一足早い年越しそばを戴きました。
いつも豪勢なお通しはきな粉餅、カボチャ、タケノコとタラコの和え物、白菜漬けそしてキュウリの漬け物。
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これだけでお腹一杯になってしまいます。そして私は大きな海老の載った温かいそばです。
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皆たらふく食べて満足して解散となりました。





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