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年の瀬のつくばやま [自然観察ポタリング]

前後してしまいましたが、昨年末に行った”自然観察ポタリング”の模様を今日紹介します。

ブログのトップページの写真は先日の筑波でのひとコマです。ちょっと幻想的な雰囲気の霧が立ち込めたつくし湖とその裏にそびえる筑波山を撮ったものです。
この日は朝はものすごく冷え込み、道中至るところで前日降った雨が乾かない事もあって路面凍結していました。

陽が上り筑波の脇を流れる川からは霧が発生して一面が白くなり始めました。遠くから見えていた筑波山も近づくに連れて全くもって霧の中。太陽もこんな感じです。
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つくし湖に着くと一瞬だけ筑波山の山頂が顔を覗かせました。その時の写真がこれです。(トップページの写真が観れない方にお見せします)
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そのあとは再び霧の中へ。陽が射さない分、冷たいミストサウナの中にいるようで寒さが倍増します。
ソメイヨシノの蕾はご覧の通りです。
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ブタクサでしょうか?こちらもこんな感じに凍っていました。
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メンバーも集まったところで椎尾山の薬王院目指して林道を登っていきます。相変わらず霧の中。
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もう少しで薬王院に到着といったところで霧が晴れ、朝日が差し込んできました。こんなにも違うのかと思うほどの暖か。
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先月の”筑波感謝祭”の時に薬王院の方に教えて頂いたことを思い出しました。
この辺りが’椎尾山’と言われる由縁は自生する日本最北限の椎の木の群落があることから名がついたということ。
また標高300mほどの位置するこの薬王院辺りは麓より冬暖かく夏は涼しい、特異な気候の位置であるということ。この温暖な気候を利用してミカンの生産が盛んであること。
等々・・・

言われてみれば、つくし湖の回りは路面は凍結して、霜が草木に降りていたのですが、薬王院に近づくに連れて、路面は凍っておらず、雨上がりの様相です。

薬王院のイロハモミジ、まだ枝先には葉が残っていました。ここの葉は黄葉が多いようです。
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スダジイと三重の塔 落ちていたスダジイのドングリを戴きました。甘味のあるヤマグリに似た味です。
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山門を見下ろす。
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苔蒸した岩肌に張り付いたイロハモミジの葉
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ちょっと一休みをして再び上り始めます。
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下界を見渡すと一面霧。まるで雲海の上にいるようです。一本の送電線が霧の海から潜望鏡のように出ていました。
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見上げると筑波山山頂です。
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山頂への登り口脇に見事なヤツデ。
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沢伝いの杉林の中を進みます。
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草本層にシダ植物が生い茂ります。こちらはリョウメンシダ。両面が同じように見えるところから名がつきました。
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表側

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裏側

さらに上っていくとフユイチゴが赤い実をつけていました。戴くと11月に頂いたときに比べ、甘味が増していてちょうど食べ頃を迎えていました。
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後半に続く。




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