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蟷螂 [流山の里山]

オオカマキリのメスである。
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この時期クズの葉の上で獲物を狙っている所を良く見掛ける。

先日、久しぶりにカマキリが飛んでいるところを目撃した。個体自体大きい昆虫なので飛んでいる姿は重々しく何とも滑稽であった。
カマキリの翅は移動のための飛行と言うより、翅を拡げて威嚇に使うのが主だそうだ。

前肢の鎌を胸に引き寄せて拝んでいる、いやファイティングのポーズのままじっと動かず獲物を待ち構える。

我々の天敵スズメバチやバッタ類、トンボ等の昆虫や蛙やミミズまでも食べてしまい、すべて生きている物のみで、死んだものには手を出さない。秋も深まり獲物が少なくなってくると共食いもするほど貪欲になる。

よく交尾後、メスがオスを食べてしまう話は有名だが、ある種ではオスはメスに頭部を食べられた刺激で精子嚢をメスに送り込むものもあるそうだ。
オスの頭部や上半身を失っても交尾ができるらしく、子孫繁栄のためとはいえ、何とも凄まじい話である。


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