今朝の里山風景

明日から天気が悪くなるので、その前にちょっとだけ里山を巡ってきました。

ムラサキケマンやヒメオドリコソウの向こうにはムラサキハナナが咲き乱れています。緑の中の紫はとても目立ちます。


里山に入る前の流山電鉄の線路沿いにはツクシに似たトクサがだいぶ伸び始めていました。今月28日で引退する流電「菜の花号」ではなかったのが残念です。


先日のガイドポタリングでは咲いていなかった黄色い花、オオジシバリがあちこち咲き始めていました。


そしてシュウ酸を含んだ葉のスイバ。いつもの癖でついついかじってしまいます。酸っぱい！！！花も咲き始めました。



森を抜けて池の周りに行くと・・・

コウゾの花が咲いていました。6月には甘い実がなることでしょう。ちょっと期待！


そしてまた紫色の花たち。

カキドオシ、垣根を超えてまで繁殖することからそう名がつきました。


フジの花。甘い香りが漂っています。



帰り道、造成中の崖に黄色い花がたくさん咲いていました。


ヤマブキのような花を咲かせていますが、ヤマブキは5枚の花びら。葉も全く違います。
クサノオウというケシ科の仲間です。
ケシのアルカロイドに似ていて作用は弱いのですが、鎮静作用や知覚末梢神経を麻痺させる作用があります。また皮膚病や胃痛腹痛を治す効果があり、「草の王」となったそうです。
今では胃痛腹痛には使われていません。酩酊状態、嘔吐、昏睡、呼吸麻痺を引き起こし死亡することもあるからです。口には絶対いれてはいけない植物です。


プチ里山ポタリングでしたが、今日もまた新たな発見ができました。